今年第38回目を迎える「地方の時代」映像祭2018は、11月10日(土)~15日(木)に関西大学千里山キャンパスで開催し、最終日の16日(金)は関西大学梅田キャンパスで上映会等を行います。

11月10日(土)
12:30~ 贈賞式
(今年の応募293作品の中から、34作品を表彰し、グランプリ作品を発表します)
14:00~ 記念講演 「人口減少時代の地域デザイン」藻谷浩介さん
(人口減少時代を迎え、地域再生の課題は従来通りのマニュアルでは解決できないとこ
ろまで進行しています。コミュニティはどうすれば維持できるのか。地域はこれからど
のような未来デザインを描けばいいのか。「里山資本主義」等で知られる藻谷浩介さん
にお話しいただきます。)
15:00~ グランプリ受賞作品上映
16:00~ シンポジウム 「地域の未来とメディアの役割を考える」
(パネリストに、南海放送社長・須高ケーブルテレビ社長・十勝毎日新聞社長らを迎え
地域の未来にむけてメディアに求められる役割は何かを語り合います。)

11月11日(日)
100周年記念会館の3会場で各部門受賞作を上映すると同時に、以下の4つのワークショ
ップを行います。
10:30~ 「高校生・大学生の映像制作」(受賞作品を視聴、意見交換します)
10:30~ 「地域に寄り添う情報発信~ケーブルテレビの災害対応」(災害多発の日本
地域のメディアは住民にどう情報提供すればいいのか、課題は何か。西日本豪雨の実
例等をもとに議論します。)
14:00~ 「えん罪と司法~再審制度の課題を考える」
(今年の応募作品の中にもえん罪や再審を取り上げた番組が複数見られました。
起訴事件有罪率99・9%の背景に潜むえん罪。いつまでたっても開かない再審の扉、
長期拘禁、日本の再審制度の課題について語り合います。)
14:00~ 「災害と障害者~テレビにできること~」
(〝災害弱者〟と呼ばれる高齢者やハンディキャップをもつ人たちをどう支援できるか
多くの実例をもとに、求められる課題を議論します。)

11月12日(月)~15日(木)
100周年記念会館の3つの会場で受賞作品、参加作品の上映を行ないます。上映スケジュ
ールについては当映像祭ホームページをご参照ください。

11月16日(金)
今年は初めての試みとして関西大学梅田キャンパス(大阪市北区鶴野町1-5)で、受
賞作品のセレクション上映とグランプリ作品の上映を行ないます。
13:00~ 受賞作品セレクション上映(7階701、702)
19:30~ グランプリ作品上映(8階 Me RISEホール)
上映作品リスト、上映スケジュールは11月10日の贈賞式後に発表します。

12月1日(土)
グランプリ受賞作品東京上映&トークの会(関西大学東京センター)

以上が今年の「地方の時代」映像祭のご案内です。
また、急なお知らせで恐縮ですが、あす11月4日(日)、関西大学の学園祭期間に
以下のような催しを行いますので、ご興味のある方はぜひお出かけください。
一般の方々の入場は自由。出入りも自由です。
こちらもよろしくお願いします。

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「地方の時代」映像祭プレイベントのお知らせ
~学生ドキュメンタリーと「地方の時代」映像祭

「地方の時代」映像祭は40年近い歴史を持つドキュメンタリーコンクールで、2007年か
らは関西大学構内で開催されています。関西大学では「市民・学生部門」で6年連続受
賞の実績があります。この企画では、過去の受賞作を制作者と共に見たり、現役学生の
作品を鑑賞して、参加者で意見を交換します。


●日時
2018年11月4日(日)
10時~12時(午前の部)
13時~16時(午後の部)

●場所
関西大学(千里山キャンパス)
第三学舎 4階 A402教室

●入場自由(学生、社会人を問わずどなたでも入場できます)


●当日のスケジュール
○午前の部
「地図から消された島」:19分、2018年出品作(社会学部・里見ゼミ)
「妹と私」:28分、2018年出品作(総合情報学部・岡田ゼミ)
「母が語る」:39分、2016年優秀賞(社会学部・卒業生)

〈休憩〉

○午後の部
「ひろばを追え」:22分、2018年出品作(社会学部・黒田ゼミ)
「私、発達障害なんですけど・・・」:26分、2018年出品作(社会学部・里見ゼミ)
「原発銀座に生まれて」:31分、2018年出品作(社会学部メディア専攻・ジャーナリズ
ム専門プログラム)
「憲法9条・改正?わかりまへんなあ」:22分、2018年出品作(社会学部・映像制作実
習)
「僕の風変わりなアパート」:19分、2012年優秀賞(政策創造学部・卒業生)

●ゲスト
・吉川元基さん(毎日放送)
・春藤未希子さん(テレビ局プロダクション)
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 長文になり、恐縮です。
今後とも「地方の時代」映像祭をよろしくご支援ください。
     「地方の時代」映像祭プロデューサー 市村 元